インフルエンザにかかった時は、
飛び降りなどの「異常行動」をおこすおそれがあります。
(特に発熱から2日間は要注意!)
窓の鍵を確実にかけるなど、異常行動に備えた対策を徹底してください。
異常行動について
異常行動による転落等の事故を予防するためのお願い
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インフルエンザの患者さんでは、抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無や種類にかかわらず、
異常行動に関連すると考えられる転落死等が報告されています。 -
異常行動は、
①就学以降の小児・未成年者の男性で報告が多い(女性でも報告がある)
②発熱から2日間以内に発現することが多い
ことが知られています。- 突然立ち上がって部屋から出ようとする
- 興奮して窓を開けてベランダに出て、飛び降りようとする
- 人に襲われる感覚を覚え、外に走り出す
- 突然笑い出し、階段を駆け上がろうとする
- 自宅から出て外を歩いていて、話しかけても反応しない
- 変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動き回る など
- 万が一の転落等の事故を防止するため、発熱から少なくとも2日間は、就寝時を含め、特に小児・未成年者が容易に住居外へ飛び出さないために、例えば、以下のような対策を講じてください。
- 玄関や全ての部屋の窓を確実に施錠する
(内鍵、チェーンロック、補助鍵が備え付けられている場合は、その活用を含む) - ベランダに面していない部屋で寝かせる
- 窓に格子のある部屋がある場合は、その部屋で寝かせる
- 一戸建てにお住いの場合は、できる限り1階で寝かせる
- 玄関や全ての部屋の窓を確実に施錠する