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イナビル吸入方法

吸入方法 イナビル吸入方法

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吸入容器の構造、各部名称

吸入容器の構造(吸入時のイメージ) 上部:吸入口 中部:薬剤トレー(スライド式) 薬剤トレー内:粉状の薬(イナビル) 下部:空気孔

薬剤トレーのラベルをはがさず
矢印方向にしっかりと端までスライドさせて、
片方ずつ吸入します。

小さなお子さまの場合等は、薬剤トレーの
スライドが難しいことがありますのでご協力を
お願いいたします。

吸入容器の持ち方 空気孔をふさがないように持つ

吸入時は、底にある空気孔を
ふさがないように持ってください。

吸入時のポイント

深呼吸をして、リラックスした(例えば座った)状態で吸入しましょう。過度に強く吸入したり、長く息止めする必要はありません。

薬剤トレーをスライドさせた状態で、吸入容器をたたかないでください。 空気孔をふさがないでください。 吸入口を奥までしっかりくわえてください。 軽く息を吐いてから吸入口をくわえると、スムーズに吸入できます。 下を向いたまま吸入せず、体を起こしながら吸入してください。 吸入後は2~3秒間息を止め、その後ゆっくり息を吐くようにしてください。

人によってはお薬が苦く感じる場合があります。

インフルエンザウイルス感染症「治療」および「予防」で使用する場合

イナビルを「治療」および「予防」で用いる場合の用法・用量

イナビルは、容器に入ったお薬(1回分)を吸うだけでインフルエンザウイルスの増殖を抑えることができる「吸入型」のお薬です。(容器内には粉状のお薬が入っています)

「治療」で用いる場合

10歳以上 40mg(2容器)を1回分として吸入。 2容器で1回分 → これでイナビルによる治療は終わりです。 10歳未満 20mg(1容器)を1回分として吸入。1容器で1回分 → これでイナビルによる治療は終わりです。

「予防」で用いる場合

イナビルは、「予防」目的で使用した場合は、
保険給付されません。

10歳以上 40mg(2容器)を1回分として吸入 2容器で1回分 → これでイナビルによる予防は終わりです。 または1容器1回分を2日間。 1容器を1回分として、1日1回、2日間吸入することもできます(2日間で2容器)。 10歳未満 20mg(1容器)を1回分として吸入 1容器で1回分 → これでイナビルによる予防は終わりです。

イナビルを「治療」および「予防」で用いる場合の使用方法

A お薬を集める:薬剤トレーをスライドさせない状態で軽く“トントントン”と叩き、容器内のお薬を下に集めます。 ※薬剤トレーをスライドさせていない状態では、お薬は見えません。 B (1)の吸入準備:ラベルをはがさずに薬剤トレー(1)を矢印方向へ端までしっかりとスライドさせます。 ※薬剤トレーをスライドさせると、お薬が見えます。 (1)を吸入:吸入口をくわえて「スーッ」と大きく吸い、2~3秒息を止めた後、吸入口に息を吹きかけないようにゆっくりと息を吐きます。 C (2)の吸入準備:次は薬剤トレーを矢印方向へ端までしっかりとスライドさせます。(2)を吸入:吸入口をくわえて「スーッ」と大きく吸い、2~3秒息を止めた後、吸入口に息を吹きかけないようにゆっくりと息を吐きます。 D 元の状態に戻す:薬剤トレー(1)をスライドさせて、必ず元の状態に戻してください。 E お薬の吸い残しをなくすために、もう一度A~C を繰り返してください。
  1. A お薬を集める:薬剤トレーをスライドさせない状態で軽く“トントントン”と叩き、容器内のお薬を下に集めます。 ※薬剤トレーをスライドさせていない状態では、お薬は見えません。
  2. B (1)の吸入準備:ラベルをはがさずに薬剤トレー(1)を矢印方向へ端までしっかりとスライドさせます。 ※薬剤トレーをスライドさせると、お薬が見えます。 (1)を吸入:吸入口をくわえて「スーッ」と大きく吸い、2~3秒息を止めた後、吸入口に息を吹きかけないようにゆっくりと息を吐きます。
  3. C (2)の吸入準備:次は薬剤トレーを矢印方向へ端までしっかりとスライドさせます。(2)を吸入:吸入口をくわえて「スーッ」と大きく吸い、2~3秒息を止めた後、吸入口に息を吹きかけないようにゆっくりと息を吐きます。
  4. D 元の状態に戻す:薬剤トレー(1)をスライドさせて、必ず元の状態に戻してください。
  5. E お薬の吸い残しをなくすために、もう一度A~C を繰り返してください。