インフルエンザにかからないためにも、予防法の基本を覚えましょう。
予防と治療 インフルエンザの予防 ~ワクチン、手洗い・うがい、マスク~
監修:日本臨床内科医会 インフルエンザ研究班 リサーチディレクター 池松秀之 先生
インフルエンザワクチン
ワクチンは、その年にどのウイルスの型(タイプ)が流行するかを予測して、毎年製造されています。また、ワクチンの効果は1年間で弱くなってしまうため、毎年、流行シーズンの前に接種することが望ましいと考えられます。ワクチンには注射で接種するものに加えて、小児(2〜19歳未満)では鼻に噴霧するワクチンも使用できます。
手洗い・うがい、マスク
外出後の手洗い・うがいは、予防の基本! 流行シーズン中は、外出時のマスク着用も忘れずに
手洗いは手や指などに付着したインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、うがいは口の中を洗浄にします。外出後の手洗い・うがいは、感染症の予防の基本です。
インフルエンザが流行してきたら、特に高齢者や慢性疾患を抱えている人、疲労気味、睡眠不足の人は、なるべく人ごみや繁華街への外出を控えましょう。やむを得ず外出するときは、マスクを着用しましょう。